青のアリア

「アリア」と聞くと青色が思い浮かびます。
何故でしょう。



本日。
まぁ、正確に言えば昨日からですけど。

自分が過去に書いた台本を読んでいました。
職場で。
仕事の合間に。


演技的に考えて読んでると割と穴があるものですね。
でも、自分なりに色々考えて書いたんだなぁってのも分かります。
読んでも楽しいものを作ろうと頑張ってた感があります。

伏線とか話のヒントが至るところに散在しているのが私らしいな、なんて。

そして、書物作品の時は見る人を騙したいというのがありまして。
どんでん返し的な展開とか。
そういうのを入れたがる私です。

その為、バッドエンド的なものが多かったり。

というか、私の作品は大抵人が死にますね。
今HPに上げている演劇台本全部死んでね？

後は、私は言葉遊びとかが好きね。
そういう言葉遊びは、書いている内に自然に浮かんでくるのが大半です。

それから、キャラが勝手に動いてくれるってのもありますね。
まー、逆に軌道修正が大変なんですが。
話がなかなか進まなかったり、初めに考えていた話と変わってきたり。

台本の場合は、演技や舞台の都合上已む無く軌道変更することもありますが。
「Memories」が良い例。

あれは初期に考えた話とは大分設定が変わっています。

場転が余りにも多くなって、舞台作りが凄く面倒なことになりそうな気がした為。
ということで舞台を2つにまで絞りました。
そうすると自然にストーリー自体にも変化が出たというわけです。

一番大きな変更点は、桜香が生存している可能性が0になったこと。
初期設定では入院中ということで、
最後のシーンの桜香が何者なのかの選択肢には退院した桜香本人があったのです。
この設定をなくしてしまうのは結構苦しかったのですが、やむを得ず・・・。

もう1つは、榎木が完全な悪ではないこと。
初期の設定では完全悪でした。
初めはその設定のまま書いていたのですけど、色々とキツクなったので変更。
ただ、話の中には榎木が悪いという設定で書いていた名残が結構残っています。
変えるの忘れてそのままだった（ﾃﾍ

あとは、舞台自体が違いますかね。
初めはアパートという設定ではなかったですし、メイン舞台は学校だったと思います。
あと、街中のシーンも結構ありました。

しかし、どう考えても演劇向けのストーリーではない。
ということで、舞台自体を変更した形です。

ほか、初期設定のみに入っている設定としては。
隼敏以外の周りの人は隼敏の傍にいる桜香はアンドロイドだと知っていること。
そして、お客さんにもそれが分かるようになっていたこと。

更に、隼敏と桜香の心がドンドン病んでいく感じのストーリーで、全体的に重かったのです。

・・・。
あれ？
この話どこかで見た覚えが・・・。
何かうちの公演でなかったか・・・？

どちらのストーリーが良かったかとかは分かりませんけど。
ただ、あぁいう風に形にできただけでも良かったな、と。


それから考えれば、「針の先」は殆ど初期設定のままで書けたな、と。
多少変えたところも在りますけどね。

一番の変化は、同じ場所で時間が違う2人がすれ違うというシーンをカットしたことでしょうか。

そもそもは、
本藤が楠木の時計を1つ借りるというシーンがカットされたのが大きいかも知れません。
これは上演時間を延ばしすぎるのを防ぐ為にカットしました。


「Repeat」は細かいこと憶えていません。
大体は予定通り。
ただ、天羽とキィが何だかアホの子になってしまった・・・。
特に前者。

これは初期設定とはかなり違うことだったと思います。

まぁ、良いさ。
本格的な台本書くの初めてだったし・・・。


まぁ、そんな懐かしさに浸りつつ。
仕事も進めつつ。

そんな一日でしたとさ。



本日ふと思って、ツイートしようとして忘れていたのですが。

昔のアニメと今のアニメってターゲットとか狙うところとか随分違うよね。
昔はアニメ＝子どもの為って感じだったけど、
今は寧ろ子どもよりも大人狙ってますよね。
特にヲタ層。

これ結構効果的だと思います。
何気に隠してるだけで、結構その気がある人も少なくないですし。


何の脈絡もなく何かを急に分析し出したりする私の頭は今日も平和です。


ほんじつはこれにてー。

ﾉｼﾉｼ